INFORMATION お知らせ

今回施工した築２８年のマンションは、１回目の大規模修繕工事の際に屋上全体の防水工事を行わず、劣化箇所のみの部分補修を行っておりました。

それから１０年以上が経過し、最上階のお部屋への漏水事象が発覚したため現場調査を実施したところ、大規模修繕での補修箇所を含め全体的な劣化の進行が確認されたため、臨時総会での決議を経て屋上全体の防水工事が行われました。

施行前                                                       　　    施工後

劣化の放置状態が続くと室内への漏水が発生し、壁にシミやカビの発生、天井材の剥がれや膨れなど建物へ致命的な影響を及ぼします。

こういった建物自体の劣化や設備の異常をいち早く発見し、早期の改善へと進めていく為にも共用部の設備点検は非常に重要と考えます。

建物の資産価値と居住者の皆様が安心・安全に暮らせる居住環境を維持するため、点検実施～結果確認～異常有無の報告・提案まで、今後も管理会社として責任を持って業務遂行してまいります。